平干し

キーワード解説
型崩れしやすいニットなどの衣類を洗濯した際に、板など平らな物の上に広げて干すこと。また、大きくてかさばる枕やぬいぐるみなど、通常の干し方(吊り干し)ができないものを干すときにも用いる。

JIS(L 0001)に見る平干し乾燥の定義


平干しが必要な衣類は、「洗濯表示」を見ればわかります。
平干しを表すマークは次の通り。
主な種類は以下の5つです。

  • 「洗濯処理記号」(洗濯桶(おけ)の形)
  • 「漂白処理記号」(三角形)
  • 「乾燥処理記号」(正方形)
  • 「アイロン仕上げ処理記号」(アイロンの形)
  • 「商業クリーニング処理記号」(円形)


干し方の取扱いについては「乾燥処理記号」(正方形)を見ると分かるようになっています。
なお、洗濯表示は2016年に改定されたため、旧マークと新マークの2つが存在します。旧マークでは洋服の形に「平」と記載のあるものが平干し、斜線が組み合わされると陰干しを表します。また、新マークの場合は正方形の乾燥の表示で、縦棒のマークが組み合わされると自然乾燥のつり干し、横棒のときは平干し、縦か横の棒が2本のときはそれぞれぬれ干し、斜線が組み合わされると陰干しを表します。


平干し乾燥(flat drying) 洗濯・脱水後の繊維製品を、水平に広げて水分を除去する処理。

ぬれ平干し乾燥(drip flat drying) 洗濯後の繊維製品を、脱水せずにぬれた状態のまま水平に広げて水分を除去する処理。

平干しの主な方法は?


【1】平干しネットを使う
色々な平干し専用のアイテムが売られています。最近では100均ショップでも見かけるようになりました。大きなものでも楽に干せる平干しネットや、2段や3段構造で省スペースなもの、竿と竿の間などのデッドスペースを利用して干すものなど、スタイルもさまざまです。


【2】平らな物を利用して干す
テーブルの天板やお風呂のフタを使ってもよいですが、どうしても通気性に欠けるので乾くのに時間がかかります。乾いたタオルなどを敷いてからその上で干すと少し乾きやすくなります。メタルラックやピンチハンガーの天面を使うのもおすすめ。


【3】ハンガーを2本使って干す
半乾きの状態で、厚手のハンガーにかけ、もう一つ別のハンガーにすそ部分をひっかけて、陰干しにするという方法があります。肩の部分にハンガー跡が残ってしまうのは避けられないので、なるべく他の方法をおすすめします


平干しはニットやセーター類などナイロンやウールといった伸びやすい素材の衣類や枕やぬいぐるみなどを干すときに向いています。場所を取るというデメリットはありますが、適切な干し方をしてあげることで、大切な衣類への負担が少なくすみます。洗濯する物の特徴に合わせて、吊り干しと平干しを上手に使い分けて乾かしましょう。

今回の記事に登場したアイテム
ブリッジハンガー(クリタック株式会社)

The following two tabs change content below.

リビングートマガジン 編集部

「リビングートマガジン」では、専門家によるアドバイスや、スタッフによる実験など、暮らしの中で生まれる素朴な疑問を、解決する情報がいっぱい♪ 是非、他の記事もチェックしてみてくださいね。

最新記事 by リビングートマガジン 編集部 (全て見る)