ラバーウッド(Rubberwood)

キーワード解説
ラバーウッドとは別名、ゴムノキ(主にトウダイグサ科パラゴムノキ属パラゴムノキ。学名はHevea brasiliensisのこと)であり、天然ゴムの主要な原料となる樹液が採れる。かつて樹液の採取ができなくなった木は廃棄されていたが、加工技術の進化にともなって集成材として加工され、家具や床材など様々な用途に活用されるようになった。灰白色から淡黄色のソフトな風合いで、環境負荷が少ない低コストな木材。ラバーツリー、パララバーなどとも呼ばれる。

【観葉植物のゴムノキとは別物】

ゴムノキとは、ラテックス(ゴムの原料となる樹液)等を採取できる樹木のことで、その種類は400以上あるといわれています。身近な種類としては、観葉植物のゴムノキなども有名で、クワ科イチジク属のインドゴムノキのことを指します。かつてはこの木からも天然ゴムを採取していましたが、現在はもっぱら観賞用に栽培されています。また観葉植物として人気のベンジャミンも実はゴムノキの仲間です。

【ラバーウッドの特徴と主な用途】

天然ゴムの原料として用いられるラバーウッドと呼ばれるゴムノキは、トウダイグサ科パラゴムノキ属パラゴムノキのことです。もともとはブラジル原産ですが、現在では東南アジアの熱帯地域を中心に、プランテーションでの大規模栽培が行われています。合成ゴムの普及にともない、家具や建築材として利用するための研究開発が推進され、木材生産を目的とする植林も考えられるようになってきました。

コスト面でも優秀なラバーウッド材は、子ども用家具全般(特に学習机などによく使われます)、ダイニングテーブル&チェアー、ベッドフレームやタンスの前板、フローリング、木製の食器類やキッチン雑貨など、幅広く使われています。比較的木材の中ではやわらかい材質と言えますが、適度に硬度があり、すべすべとなめらかな肌触りで、淡い黄白色をしています。本来の色も人気ですが、加工・着色もしやすいため、ナチュラルな色から濃い色まで豊富なカラーバリエーションがあります。

今回の記事に登場したアイテム
学習机 天然木(東谷株式会社)

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リビングートマガジン 編集部

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